ニコニコでは、ニコニコ静画の投稿イラストやタグ・コメント・閲覧数などのメタ情報を活用し、今後のサービス発展につなげるべく、さまざまな研究を進めています。
それらの研究の中で、皆さんの投稿イラストやメタ情報がどのように利用されているか、利用例を以下にまとめました。
▼利用例
- タグ推定
機械学習でニコニコ静画のイラストに付与されているタグを学習。
投稿されたイラストに対して自動的にタグをつけ、ユーザーが目的のイラストを検索しやすくなるような応用も可能です。
- セマンティックモーフィング(意味的モーフィング)
元となる2つの画像から機械学習で特徴を抽出し、それぞれの特徴ベクトルを生成。
2つの画像から生成されたベクトルの重み付き和でモーフィング画像を抽出する技術。
ユーザーがイメージするイラストを探しやすくするような応用も可能です
- 画像特徴からの閲覧数予測
機械学習でイラストの特徴とともに閲覧数を学習することで、ニコニコ静画でどのくらい閲覧されるかを予測する研究。
どの箇所がどの程度予想スコアに影響するなどの情報を提示することで、クリエイターへの投稿支援として応用も可能です。
これらの研究成果は、今後のサービス開発にも活かしていきたいと考えています。
また、ニコニコではコンテンツ解析の分野において、より多くの研究が進められ、より良いサービスが提供できるよう、研究機関向けにも様々なデータを公開していきたいと考えています。
どんなデータが誰に公開され、どのように使用されるのかについては、
こちらをご確認ください